大丈夫！お母さんがついてるからね！～たろうとはなちゃん自閉症兄妹子育て日記～

すみません ちょっと待っててください！

昨日の学校帰りでのこと。

バス停に着き降りようとしたら、花のお友達が「定期出して！」と私に背中を向け、リュックから定期を出してほしいと頼んできました。

ほかの乗客の邪魔にならないように端によってリュックの中を見たけど、よその子のリュック。

どこにしまったかなんてわからない(-_-;)

「どこにあるの？」

「おく！おく！」とお友達。

でも見つかりそうもないので「〇ちゃん、リュック下して自分で探してくれるかな！」と、彼女の背中からリュックを下ろし座席の上に置いて探してもらいました。

そんなこんなでもたもたしてたら

「すみません　ちょっと待っててください！」

花がバスの運転手さんに話しかけていました。

もうね、びっくり。

私たちをせかすでもなく、中々私たちが降りてこないことにパニくることもなく、落ち着いて運転手さんにちょっと待っててほしいとお願いしていたんです。

こういうことが出来るのが花の長所だな～と改めて思いました。

今朝旦那にもその話をして、二人でたくさん褒めました。

でも昨日のことを褒められてもいまいちピンとこない花ちゃんでしたが(^^;)

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火曜日は鬼門なんじゃない!?

今日は学校お休みします。

5時半頃目を覚ますなり

「お母さんおなか痛い。学校お休みする。デイは行く。」

お～い！デイは行くんか～～い！！

昨日の帰り道、学校最寄りのバス停までお迎えに来いというくせに、駅までのバスの中では私の近くには来ずお友達と一緒、駅ではエスカレーターではなく自分だけエレベーターに乗る、駅からのバスも先に出るバスがあるのに、自分は別のバスに乗り、下りるバス停で待っててとか言う。

あまりに勝手な行動が多く、さすがに頭にきて

「お母さんの言うことが聞かず自分の好きにしたいなら、ひとりで帰って来なさい！迎えに来てほしいならお母さんの言うことを聞きなさい！」と叱った。

叱られて大人しくなる花。

「ごめんなさい。」小さな声で言ってた。

「明日作業緊張する。」

「大丈夫よ。がんばってね。」と声かけたけど、なんとなくその時から明日は行かないかもな…と予感はした。

叱ったせいなのか、それとも作業に不安があるのか。

多分両方なんだろうけど。

朝お父さんに「今日花ちゃんおなか痛いから学校休むんだって。」と伝えたら

「火曜日は鬼門なんじゃない!?」だって。

そういえば前回の休みも火曜日だったっけ。

でも鬼門って方角だよね・・・

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置いて行かれた

金曜日。

いつものように花と学校へ・・・と思ったら忘れ物(>_<)

「お母さん忘れ物しちゃったから取りに戻らなきゃ！」と言ったら

「先に行きます！」と花。

「一人でバス乗るの？」

「乗るの！」

振り向きもせず歩き始める花。

まさか花に置いていかれるなんて・・・orz・・・

時間にこだわりのある花。

母と一緒に行くことより、いつものバスに乗ることの方が大事らしい(-_-;)

急いで忘れ物を取りに戻り、後を追いかける。

家の近くのバス停には姿無し。

駅までバスに乗り、駅反対側のバス停へ急ぐ。

陸橋から止まっているバスの中を見たら花の姿。

首を伸ばして陸橋の方を見てる花。

きっと歩いている私に気づいたはず。

なんとか発車直前にバス停についた。

バスの中の花に身振りで「お母さんは乗るの？」と聞いてきたらうなずきながら手招き。

ぎりぎり乗り込んだ。

帰りのお迎えの時「月曜日は一人で行く！」と言っていた花。

ちょっと自信がついたかな～と、ちょっと期待する。

でも昨日の夜には「明日は駅のバス停まで！」

で、結局今朝いつも通り学校最寄りのバス停まで。

そう簡単には行かないのだ(^^;)

もちろん帰りも学校最寄りのバス停までお迎えに行くの～～～

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ローファー買いました！

結局ローファー買いました！

HARUTAの黒いローファー。

あの日学校帰りに靴屋さんへ。

「どれが欲しいの？」と聞いたら

「これ！」と、つやのある黒い靴を選びました。

そう。やっぱりツヤツヤの黒いローファーが欲しかったんだよね。

翌日早速学校へ履いていきました。

連絡帳に「もし靴擦れで痛がるようでしたら絆創膏を貼ってあげてください。」と書き、絆創膏を持たせました。

「今日ちょうど日直で、新しい靴の話をしていました。本当にうれしかったんですね。今のところ痛がってはいません。」その日の連絡帳にそう書いてありました。

花の足を確認しましたが、幸い靴擦れはしていないようです。

黒いローファーにソックス、紺系チェックのスカート、白いポロシャツに紺色のベスト。

見た目は今どきの女子高生！

まさに花の理想の女子高生！（多分ね…）

同じマンションのお母さま方に「制服姿可愛いね！」と褒めていただいて嬉しそうな花ちゃんでした。

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ローファーが欲しい！

女子高生と言えばローファー！（あくまで花にとってです）

ローファーを買ってほしくて仕方ない花。

でもね、ローファーって硬くて履きずらいでしょ!?

私は嫌いでした。

太郎には高校入学時に買いましたが、何回も履かないうちにサイズアウト！

就職活動に黒い革靴は必須なので買い替えようと思ったら

「あれ（ローファー）は嫌だよ！買っても履かないから！」と言うので、普通のビジネスシューズを買いました。

あんな硬い靴、花が履きこなせるとは思えない。

いろいろ探して柔らかいローファーを見つけたんだけど、花はその靴じゃあ納得しない(-_-;)

・・・その靴光沢ないの・・・

みんなが履いてるローファーはつやのある革。

対して私が勧めたのはマットな革。

みんなが履いてるようなつやのあるローファーが欲しいんだよね。

中学に入学したころから「高校生になったら黒い靴（ローファー）履くの！」と言っていた花。

いくら「この靴は痛いよ！」と言っても花には解らない。

自分で経験していないことは理解できないよね。

履きこなせないのを承知の上で買ってあげようかな・・・

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もしかして[作業]が嫌なのか？

今朝起きるなり「おかあさん　おなか　いたい」。

またですか～～～(-_-;)

今週2回目ですよ・・・

なんだろう・・・何が嫌なんだろう・・・

と、思って火曜と金曜の時間割を見たら共通項は[作業]。

特別支援学校高等部ですから当然のよう作業の授業があります。

花の通っている支援学校はクリーンサービス、窯業、木工、手工芸の4種類。

農業がないな～って思ってたら、畑作業は年間通して別授業でありました。

花は今年度手工芸班。

今はスウェーデン刺繍をやっています。

スウェーデン刺繍は小学校の支援級でもやっていたので、それなりにできます。

担任の先生も手工芸班にいるはずだし、同じクラスの一番仲良しの子と一緒の班だし、大好きな先輩も同じ班だし。

月曜日の夜なんて「明日作業頑張るぞ～～～！」っ言ってたのに。

休むと言ってるくせに、普通の洋服用意してるから「おなか痛い子は寝てください。」とパジャマを差し出し「今日休む子は明日も明後日も（ようするに土日）おうちで寝ててください！」と告げると「じゃあがっこういく！」「やっぱり　いや！」と、パニック。

「お昼食べて体育にいく！」午後からなら学校行くよアピールしたかと思うと「やっぱり行かない！」

午前中は作業。やっぱり作業が嫌なのか？

めんどくさいのでしばらくほおっておいた。

「じゃあ学校行くよ！仕方ないなあ！もう！」と、半分逆ギレ気味。

でもしばらくしたら落ち着いて、いつもと同じように元気に学校に行きました。

今頃作業中ですね。

いったいどうしているのやら・・・

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花が学校を休んだのに ちょっとほっとしている自分

今日花は学校を休みました。

「おかあさん　おなか　いたい。」いつもとおんなじセリフ。

もしかしたらホントにちょっとお腹痛かったかも・・・。

でも、すぐに元気になってたけどね。

なんかあったかな。

昨日は「明日実習がんばるぞ！」って言ってたのに。

ちょっとがっがりしつつ、どこかにほっとしている自分がいて。

今日は[送って行って・迎えに行って]をしなくていいんだ～って思ってしまって。

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古いビデオを観ていて思い出した友人の優しい言葉

花は自分や太郎が小さかった頃のビデオを観るのが大好きで、繰り返しおんなじ場面ばっかり見せられ、はっきりいってつかれる。

今も太郎が年長の音楽発表会のビデオが繰り返し流れてる。
女の子達が可愛らしいドレスで踊っている映像にあわせて踊る花。
でも全然合ってなくて、でもとっても楽しそうで。

そんな花を見ていたら、あの時の友人の言葉を思い出した。
「みんな揃ってキチンと踊ってる後ろを花がフラフラ歩き回っていたら嫌がるお母さんがたいるだろうな…」
翌年年中から幼稚園に入れようと思っていた私がそう呟いたら隣の席で観ていた友人が
「そんなのチョウチョか妖精の役を作ってもらえばいいのよ！」

と言ってくれた。

ミッション系の幼稚園で、小学校受験をされる方も多く、女の子のお母さん達の中にはこの発表会をこの幼稚園を選ぶ理由のひとつしている人もいると聞いたことがあった。
そんな出来の良いお嬢様の集団に花が混じったら舞台台無しだなって思ってた私に、友人は花は花らしく参加していいんだって言ってくれた。

可愛らしい女の子達のダンスを見ながら、友人の優しさに泣いたあの日を思い出した。

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大事な・・・保険!!

毎日送って行ってるけど、バス下りたら友達追いかけるのに必死で私のことなんて振り向きもしないし！

学校から言われてるバスより早い時間のバスに上級生乗ってたりすると『このバスは早いから次にするよ!』って言っても『ひとりでいく！』とか言って乗って行っちゃうし！

帰りも迎えに行っても『ここに座って！』って私の隣を指しても『友達と座るの!』って私の隣になんて座らないし！

一体私は何なのよ？

と、旦那に愚痴ったら

「・・・保険だな・・・」とつぶやいた旦那。

大事な・・・保険！

私と旦那と太郎の頭の中に某CMが流れた・・・

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プラスの理由ならいいな

放デイ全部行かない宣言の花。

その割に家でのひとり遊びの中で放デイのスタッフさん達たくさん出てきてます。

昨日学校までお迎えに行った時も、ほかの子を迎えに来ていた放デイのスタッフさんに元気よく「Aさ～ん！Bさ～ん！」って手を振ってました。

どう見ても放デイが嫌いになったわけでは無いみたいです。

じゃあなんでだ？

新しい学校になって、まだ慣れてなくて疲れちゃうってのもきっと理由のひとつ。

大好きなスタッフさんが辞めちゃったっていうのも理由のひとつ。

新しい子たちが入ってきて、放デイ自体が落ち着く居場所ではなくなっているかもしれない。

でももしかしたらプラスの理由もあるのかも。

バス通学になり、いろんなお友達と楽しそうに話しながらバスに乗ったり、学校までの坂道を下って、登ってがとても楽しい。

お友達と一緒に帰りたいから放デイに行かない。

そんなプラスの理由もあるのかもしれない。

そうなんだったらいいな。

マイナスの理由で大好きな放デイに行かれなくなったんだったら、辛いよね。

でもお友達と一緒に帰るのが楽しいから！

それが理由だったらいいな。

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