ハローワークインターネットサービスで太郎に良さそうな仕事を見つけたので勧めてみた。
就労移行支援事業所の職員さんに求人票を確認してもらい、2ヶ所履歴書を送った。
A社からすぐに面接の連絡が来て面接に行った。
面接から帰って来たら、面接での様子を楽しそうに話していたから、気に入ったかな?と安心してたの。
なのに翌日
お母さん A社やっぱり止めようかなと思って…僕には合わない気がして…
どうして?
仕事も梱包だけじゃなくていろいろあるっていうし…
そりゃいろいろあるでしょう。でも一度にいろいろやれとは言わないでしょう。一つずつ覚えていけばいいんだよ。
そうだけど…○さん(就労移行支援事業所の職員さん)はあっちの方に女の人いたねって言ってたけど、よくわからなかったし…
男の人ばっかりだった?
…うん…
不安になっちゃった?
…うん…
じゃあ事業所の職員さんと相談しなね。太郎のいいようにしていいんだよ。
男の人ばっかりで不安になっちゃったか〜
大きな工作機械だらけのおじさんばかりの工場で仕事することが怖いんだね。
怖いと思ったなら仕方ない。
最初は誰でも不安だよ。しばらく頑張れば慣れちゃうよ。
そう思うけど、そんなの太郎には通用しない。
きっとまたガタガタ震えて動けなくなってしまうだろう。
そうしてどうせ僕はなんにも出来ないんだって自信を無くす。
…難しいね…
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