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言葉の暴力にめっぽう弱い(>Д<。)

もともと言葉の遅い子で3歳直前にやっと話せるようになったたろう。
今でも決しておしゃべりな方ではないと思う。
多分語彙も年齢にしては少ない方。
そう多くない彼の語彙の中に、相手を罵るような言葉は無いのでは?

そんなたろう君、言葉の暴力にめっぽう弱い!
現在の天敵は同じ支援級の3年生!
彼はアスペなので、言葉はとっても達者!
しかも、罵詈雑言はお手の物!
先月は「あ、そう。じゃあ死んで!」と言われた一言で号泣(>Д<。)
その後うるさく付きまとわれ、金曜日は学校に行き渋り・・・

先週なんて、同じマンションの1年生の暴言に打ちのめされ、泣いて家に戻っちゃった。
「すみません。この子、たろう君やっつけちゃいましたm(__)mかなりひどいことを言ったらしく、たろう君泣きながら部屋に戻っちゃったって・・・」
1年生の言葉で泣く?・・・情けない・・・
「これから謝りに行っていいですか?サッカーをしてたらたろう君のボールが顔に当たったらしいんです。それでこの子ったら・・・」
「そうなんですね。痛かったからつい言っちゃったんだよね。」とその子に話しかけた。
「うん。すごく痛かったんだ。」

ドアの前で待っててもらい、中に入るとまだ泣くじゃくるたろう。
「だって、だって、わざとじゃないのに!。ごめんね、わざとじゃないんだって何度も謝ったのに、『わざとだ!わざとだ!』って何回も~~~!」後は泣いて言葉にならない。
「そうか~、謝ったのにね。それは悲しかったね。でもね、D君反省して謝りに来てるから、聞いてあげて。」
嫌がるたろうをなだめながら玄関まで引っ張って行ったら、なにかぶつぶつ呟いている・・・
「絶対に許さない!絶対に許さない!」呪文のように呟いている(-"-)
「ちょっと!そんなこと言うくらいなら出てこないで!『わかった。もういいよ』とだけ言いなよ!」

D君が「さっきはごめんなさい。」と謝ったら「もういいよ!もういいからD君行って!」と叫ぶようにドア閉めちゃいました。
う~ん・・・こまった兄ちゃんだ・・・

「ごめんね。たろうまだ怒っちゃってるみたいで。D君はボールが当たって、痛くって酷い言葉を言っちゃったでしょ?すっごく痛かったんだよね。大きなたろうが蹴ったボールが当たったら痛いよね。ホントにごめんね。でもね、それと同じくらいにたろうは言葉が心に刺さって心が痛いの。言葉ってね、物がぶつかったりするのと同じくらい心が痛くなるんだよ。でも謝りに来てくれてありがとう。偉かったね。」と、話した。

しばらくたって多分少し落ち着いたであろうたろうにも話をした。
いくら謝られたって、わざとじゃなくたって、あまりの痛さに相手を許せない時もある。
しかも相手はまだ1年生。
でもちゃんと自分が言いすぎたことを謝りに来てくれた。
今は無理でも、明日行こうちゃんと仲直りするんだよ。

さて、仲直りは出来たのでしょうか・・・

言葉をそのままストレートに受けてしまうのはたろうの特徴だから、仕方ない。
でも、まぁいいや。そんなこともある。気にしない。
そうやって受け流せるようにならないと、これからの人生、辛すぎるよ。

支援級の担任の先生も来年度の目標として「受け流す。気にしない。」を身につけさせたいと言って下さいました。
少なくとも先生に話せば解決してくれる!という安心感がたろうに芽生えた事がありがたいです。
大丈夫!信頼できる大人がいるから頑張れる!
君は大丈夫なんだよ!

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by tarotohanachan | 2012-03-11 15:12 | たろうのこと | Comments(2)

Commented by ヒナママ at 2012-03-11 21:42 x
こんばんわ~ アスペの子が周りにいないのでよくわからないのですが、言葉達者なんですね~

というか、支援級には本当にいろんなタイプの子がいるんですね…

口達者な子もいれば打たれ弱い子もいるわけで、、、

タイプの違う障害の子が一緒に勉強するというのも、むずかしいものだな。、、と思いました。
Commented by tarotohanachan at 2012-03-12 07:24
ヒナママさんへ。
先生が「田舎の学校みたい(いわゆる複式学級)なところだから」と言ってましたが、まさにその通り!1年から6年までが同じ教室で勉強してるんですものね(^_^;)
たろうにとって厄介なのは学年より、障害タイプの問題なので・・・
難しいです。