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なんだ こいつ! 

今日の帰り道。
1年生は、5月いっぱい集団下校をします。
支援級のはなは私がお迎えに行くので、集団で帰る必要はありません。
が、はなに、みんなと同じようにさせたかったのと、
1年生が並んで待っているのを見た時、はな自らその列にまざろうとしたこともあり、
一緒に帰ることにしています。

はなと同じ方向に帰る子は全部で20人くらいでしょうか。
いつも列の一番後ろに並びます。
・・・でも、出発すると、はなはお友達を追い越したり、また下がったり・・・
ちゃんと並んで歩けるわけではありません。
でも、みんなと一緒に帰っているつもりらしく、
自分のマンションの前でそれより先に帰る子たちにむかって
「みんな~!またね~!」なんて叫んだりしています。
列にちゃんと並べないはなに向かって「追い越すなよ!」とか「ちゃんと並んで!」
なんて言う子もいますが、そんな言葉が理解できるわけもなく、
超マイペースで帰ります。

今日もまた一番後ろからスタートし、最初の角を曲がった頃、先頭に追い付きました。
「なんだ こいつ~!」一人が言い出したら、3~4人の男の子が口々に
「なんだ こいつ~!」と、言いだしました。
そのうち「変な女の子が来た~!逃げろ~!」と言って走り出しました。
はなは自分が何を言われてるのかもわからず、
一緒に遊んでいると思っていて、ニコニコ後を追いかけます。
やっと追いつくとまた「変な女の子がきたぞ~!」と、逃げる・・・追いかける・・・
ひとりふたりと、帰り道が分かれ、でも、はながマンションに着くまでその状態が続きました。

途中「なんだ こいつ~!」と言いだした時に
「そんなこといわないでね。」って子供達に声をかけましたが、
聞いてないのか聞こえなかったのか、やめてくれませんでした。
はなを連れて先に帰りたかったのですが、はなはみんなと一緒に帰りたがりました。

家に着き、エレベーターを待ちながら、泣けてきました。
はなはうれしそうにニコニコしています。
なんであんなひどいこというんだろう・・・
なにもわからずにいるはなが可哀想で・・・
家の中に入ってから、おもいっきり泣きました。

幸か不幸かいままではなに対してひどい事を言われた経験があまりありません。
全然なかったわけではありませんが、
今回のように面と向ってひどいことを言われたのは初めてです。
私に免疫がなかったので、とても堪えました。

ひとしきり泣いてから学校に電話しました。
交流級の担任にあった事をひととおり話し、対応を依頼しました。
先生はびっくりされたようで、「誰が言ったか名前はわかりますか?」と、聞かれました。
わかる子もいましたが、「わかりません」と、答えました。

ある意味今回の男の子たちなんて正直なんだと思います。
~みんな並んで帰るのに、好き勝手に歩いてる~
~なんかしゃべってるけど、話し方変だし・・・~
確かにその通りだもんね。
女の子たちなんて、はなの事見ながらこそこそ内緒話してたし。

療育時代のママ友に泣き事メールしました。
みんな慰めてくれるとともに、ちゃんと話せば子供達は理解してくれて、
ひどいこと言わなくなるよ!ってアドバイスをくれました。

1年生でもわかるような言葉ではなのプロフを作ろうかな~と、考えました。
いきなり明日!ってわけにもいかないので、今回は交流級の先生に対応をまかせます。
近いうちにプロフを作ってみよう!・・・作れるかな(^_^;)

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by tarotohanachan | 2009-04-21 21:26 | はなちゃんのこと | Comments(9)

Commented at 2009-04-21 23:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mamayukko at 2009-04-22 02:27 x
子供達のストレートな発言に、辛い思いをされましたね。
通常級の子達も、戸惑いがあったのかもしれませんしね。
気分は落ち着きましたか?

我が家の場合で恐縮ですが…
長男Tが入学した時は、交流担任の先生から発達障碍の子が、このクラスへ交流授業にきますからと、共に学ぶ事の大切さを他の保護者に話していただけましたし、私も前に出て話しました。その2~3日後には、担任である支援級の先生が、交流学級に赴いて子供達に分かりやすく説明して下さいました。ちなみに長男のプロフは作ってません。行動そのものがプロフになるので。

でも次男の場合、小学校に入学してから通常級で頑張る決意をしているので、周囲の理解を得たくて毎年プロフを作ってきました。
入学式の教室での先生の説明の後も時間を頂き、Kの為に私が前に出て子供達と他の保護者へ発達障碍について話し、理解を求めました。
私のブログ4月14日付で、次男のクラス向けに作ったプロフ内容をアップしてます。参考になれれば…参考にならなかったらごめんなさいね。
Commented by kerorin at 2009-04-22 11:23 x
ウチのお兄ちゃんも、1年前、張り切り過ぎて、友達の中で
浮いた事がありました。
同じマンションで、知ってる顔の子が遊んでいる所に
張り切って遊びに行った後、泣きながら帰って来た事があります。
『おばけ〜〜。きもい〜〜。』と何度も言われて追い掛けられた
そうです。私もその時、泣きました。子供の前では泣けないので、
口では、『気にしない!』と言っておきながら、トイレで泣きました。
私は、ご近所と気まずくなりたくなくて、その件は自分の中だけで
何も対応しませんでした。情けない母親です。

とりとめ無くてごめんなさい。でも、学校での対応に期待します。
Commented by tarotohanachan at 2009-04-22 14:23
4/21の鍵コメントさんへ。
お友達と一緒にいたいはなのために私が強くならないといけないですよね。
私がみたいのは、はなの楽しそうな笑顔ですもの!
Commented by tarotohanachan at 2009-04-22 14:29
mamayukkoさんへ。
4/14のブログ拝見しました。
私も参考にさせていただいて、作って見ようかな~って思ってた矢先の出来事でした。はなもプロフより、行動を見てもらえば一目!ってタイプなので、どうしようかな~と思案中(^_^;)
今回は先生にお任せしてみようと思います。
Commented by tarotohanachan at 2009-04-22 14:33
keroinさんへ。
昨日の帰り道、はなに「なんだこいつ!」と言っていた子のお母さんたちも途中までお迎えにいていたのです。
でも、やっぱり直接お母さんたちには何も言えませんでした。
挨拶をし、はなの手を引き、そそくさとその場を後にするので
精いっぱいでした。
情けない母は、今日その子たちと一緒に帰ってくる勇気がなく、
みんなより早く学校を出て、はなと二人で仲良く帰ってきました。
Commented by akiko 改め じろう at 2009-04-22 20:33 x
今回からハンドルを改めます。
よろしくお願いします。


>昨日の帰り道、はなに「なんだこいつ!」と言っていた子のお母さんたちも途中までお迎えにいていたのです。
でも、やっぱり直接お母さんたちには何も言えませんでした。

他のお母さんも気づいていたと思います。そしてまずいと思ったと思います。だけどどうしたらよいのかとっさに思いつけず結果的に見なかったことになったのだと思います。

つらい体験でしたね。

>情けない母は、今日その子たちと一緒に帰ってくる勇気がなく、
みんなより早く学校を出て、はなと二人で仲良く帰ってきました。

一緒に帰れなかった。その事実がことの重大さを相手に伝えると思います。

皆さんこういう場面に慣れていないのです。

幸か不幸か娘さんが今回は傷つかなくてよかったです。


Commented by じろう at 2009-04-22 20:34 x
こんかい「ふざけた」子供たちもなんかまずいと思いながら「乗りでやっちゃった」だけだと思うのです。
大勢だと雰囲気に負けてしまうので…。

無理ない範囲で子供に個別に声をかけていけばどうでしょう。
最初は挨拶だけでもよいのです。

私は子供たちに直接「しゃべれないけど***ちゃんはこれで普通なんだよ。助けてあげてね」と繰り返し伝えました。
「なんでしゃべらないの」「あかちゃん病なの?」と聞かれるようになりましたがそこは「病気なんだよ」といいました。
それだけ聞くと子供たちはもう詮索しなくなりました。

子供は素直です。
先生や、大人の人に「病気なんだからからかわないで助けてあげてね」と繰り返し言われるとそのように育ちます。

私は1学期の保護者会でカミングアウトしました。
自分で資料を作って保護者の前で話しましたが正直つらくて泣けてきました。
ただそのあと同じようにアトピーで苦しむお母さんが事情をしゃべりだされ口でいわないだけでみんなつらいんだなあと、みんなでもらい泣きしました。

私も何度も子供を連れていろんなところから泣きながら逃げました。
皆さんと同じです。
Commented by tarotohanachan at 2009-04-23 22:59
じろうさんへ。
ありがとうございます。
やはり中には気づかれたおかあ様もいらして、
次の日に「昨日はごめんなさいね。」と言ってくださいました。
お子さんにもちゃんと説明して下さったようで、
昨日の帰りは、とても優しくしてくれました。
子供達にちゃんと伝えていくことの大切さを実感した出来事でした。