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不安な心

心理の面談の時、もう1枚プリントがありました。
上半分に[学校・遊ぶ・友達・買い物・おうち・寝るとき・家族]などの項目。
下半分に[うれしい・たのしい・悲しい・怖い・恐ろしい・つまんない]などの感情の項目。
上の項目と当てはまる下の項目を、線でつなぐという課題です。

ほとんどの項目は、[たのしい]につながっていました。
[買い物]と[おうち]が[つまらない]につながっていました・・・
(おうちがつまらない?どういうこと?)「初めての場所での買い物はつまらない。もっと遊びたいからおうちはつまらない。」と、説明したそうです。初めての場所での買い物は、何があるかわからないし、親から離れることが出来ないから、つまらないのかな・・・
おうちがつまらないのは、もっと外で遊びたいのに、家に帰ってこなくてはいけないのと、
はなちゃんに邪魔されて、思い通りにならないかな・・・

問題なのは、[寝るとき]が[おそろしい]につながっていた事・・・
「まっくらで、おばけがでてきたら、こわい。」と、答えたそうです。
いまだに添い寝して、寝かしつけをしてるのですが、明かりがついていると、はなが落ち着かないので、電気を消して真っ暗にしています。
帰って来てから、たろうに聞きました。
「暗いとこわい?」「うん・・・なんかおばけがてきそうなんだもん・・・」
「寝るとき、真っ暗だよねえ。でもお母さん一緒なら大丈夫かな?」「うん・・・」
「ごめんね。明るいとはなちゃん遊んじゃって、なかなか寝ないから・・・」

夕方少しうす暗くなると、トイレに行くだけでも廊下の電気をつけるたろう。
不安なのかもしれません。暗くてよく見えない・・・見通しがたたない・・・

たろうが心理の先生と面談している間に、私は児童精神科の先生と5分位の診察(聞き取り)がありました。「夏休みはどうでしたか?」と、先生。
[短期水泳教室]での失敗のことをはなしました。
「9月からが心配だね。とても不安の強いお子さんなので、少し薬を使う事もそろそろ考えて言った方がいいかもしれないね。」・・・「薬って・・・どんな薬ですか?」
「不安を和らげる薬ですよ。いわゆる向精神薬ですね。もちろん順調に学校に行かれるようなら、使う必要はないよ、まだ2年生だし。ただ、あんまり辛いようなら考えましょう。」と言われました。

薬なんて全然考えていなかったので、ショックでした。(たろうは軽度)それが私の支えでもありました。前回の診察で、「いままでいわれてる程、軽くはないように思います。かなり特徴がはっきりしたお子さんだと思いますよ。」と、先生に言われてから、自分の中でのたろうに対する考え方を改めないと!とは思っていましたが、いざ[薬が必要]といわれてしまうと、こんなにも動揺するなんて・・・まだまだたろうの障害を受け入れられていない自分を思い知らされます。

夏休みも今日を入れてあと3日。心の準備をして、スムーズに学校に行かれればいいね。


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by tarotohanachan | 2008-08-29 10:55 | たろうのこと | Comments(4)

Commented by みいこ at 2008-08-30 09:03 x
ウチのぴーちゃんも心理検査を受けますが、やはり知的レベルの検査ばかり。 
たろう君の場合は、こういう検査があるんですね!
日頃、そういう風に思っていたんだって、親にしては再確認って感じですね。
ぴーちゃんは、3歳の誕生日を目前に診断を受けました。
私としては1歳前後から、『この子は、・・・』 と思っていました。
でも、小児科の先生は私の言葉をずっと否定していました。
2歳を過ぎると、周りの子たちとの発達の差がどんどん広がり、もう不安で一杯!
やっと小児科の先生が専門医を紹介してくれ、自閉症と診断されました。
それまでは、そうではないかと思ってはいたものの、いざそうだと言われると受け入れられないものです。
診断を受けてから5年、ぴーちゃんもいろいろな療育、発達検査を受け、いろんな専門医に診て頂いてきました。
現在は、自閉症としては希薄。  精神発達遅滞と診断されています。
時として未だに、ぴーちゃんの障害を忘れたりすることがあります。
まぁ すぐに思い知らされるんですけどね!
『大丈夫! お母さんがついてるからね!」
この言葉、共感しました。
Commented by tarotohanachan at 2008-08-30 19:00
みいこさんへ。
なんか周りの子と違うかも…漠然と思っていても、やはり診断を下されると、動揺するし、否定したくなるし・・・少しずつ時間をかけて、じぶんの中で折り合いをつけていくって感じでしょうか。

「大丈夫!お母さんがついてるから!」この言葉は折にふれ、私がたろうに言う言葉です。
~言わなくてもわかってるだろう~が、たろうには通用しないので!
共感いただき、感激です(^^)

Commented by kerokero-kerorin at 2008-08-31 04:59
はじめまして。ケロリンと申します。
私は上のお兄ちゃんが6歳(小学校1年生)下の子が4歳の保育園児の母ですー。
ウチは上のお兄ちゃんが4歳の時にADHDの診断を受けています。
全ての記事を読ませていただいたのではないのですが、
色々共感する部分が多かったので、お邪魔いたしました。
きっと学ばせていただく事が多いような気がします。
特に、今回の面談のプリント、ウチのお兄ちゃんにも
やってみてもらいたいです。おうちーつまんないとか
恐怖だったら、どうしよ〜〜〜〜と思っちゃいました。

また時折、コメントさせてくださいね。
Commented by tarotohanachan at 2008-08-31 07:39
ケロリンさん よく起こしくださいました!
プリント面白かったですよ(^^)
せめてコピーでも貰ってくればよかったと、反省しています。
共感していただける部分があると言っていただけてうれしいです。
ケロリンさんのところにも、遊びにいきますね(^^)
これからもよろしくおねがいします!!